日本支部長のご挨拶

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日本支部長 夫律子(ぷ りつこ)です。

2008年より日本支部長をさせていただいております。イアンドナルド超音波講座の講師として初めて講義させていただいたのが1997年クロアチアのDubrovnikでした。超音波教育の真髄、暖かい講座の雰囲気に魅せられて是非日本でこのような超音波講座があればいいと思って帰国しました。前田一雄先生(名誉支部長)、中野仁雄先生(九州大学名誉教授)のお手伝いをして翌年の1998年、九州大学で日本初めての日本イアンドナルド超音波講座が開催されました。その後各地で年一回の講座が開催されています。またアドバンストセミナーとしてトピックスをしぼって講座を開催いたしております。超音波は他の画像診断とは違い、技術的にも検者個人の技能により診断能力が問われるものです。超音波検査はただ検査すればいいというものでなく、検査の背景となる各分野の知識が必要です。この超音波講座を通して基礎知識、さらに上級知識の習得、スキルアップを目指す検者が一人でも正しい診断により正しい説明を行って患者様にあたることができ、医療に貢献することができるよう、できる限り力を尽くしたいと思っています。